幻想俯瞰飛行

生存記録を兼ねて長文を書くためのブログ。文章読んだり書いたりします。 

自己紹介

書いてる人:柴山ヒロタカ
連絡先:liberationzone1996☆gmail.com
Twitter:@hirotaka_s_12

webで文章を書いたりしています。
ずーっと趣味でやっていましたがもっと色々やりたいなと思っています。
趣味でもお仕事でも何かあればお気軽にお声かけください。

過去やった代表的なこと
・音楽文.com(株式会社ロッキングオン)2017年5月月刊賞
「アジカンという呪い」を超えて - ASIAN KUNG-FU GENERATION『荒野を歩け』が拓いた地平 (2017/05/10) 邦楽ニュース|音楽情報サイトrockinon.com(ロッキング・オン ドットコム)
ロッキングオンの投稿サイト(現在はサービス終了)「音楽文.com」にて、ASIAN KUNG-FU GENERATION『荒野を歩け』について書いたものが賞をいただきました。

星海社『10文字ホラー』掲載
『10文字ホラー 1』(氏田 雄介):星海社FICTIONS|講談社BOOK倶楽部
SNSに投稿したものを別名義で掲載いただきました。

そのほか、webの文章系コンテスト入賞経験があったり、ほかの方のブログや文芸系同人誌に寄稿してたりします。
もっとしたいです。するぞ~

ファン活動というかなんというかでは、アジカン周りの国内ロックバンドについて書いたり、描いたり、動画作ったり、聖地巡礼したり、オフ会開いたり、存在しない曲を作ったりなどしています。

柴山について
大人。学生時代の文学系サークル所属経験のままいろいろ書いたり書かなかったりしている。
この話をよくする:ASIAN KUNG-FU GENERATION他洋邦ロックバンド、ゲーム(主に任天堂)、新本格推理小説
好き:謎解きゲーム(リアル脱出・ミステリーナイト等)、TRPG伊藤計劃、麺類特にパスタ、金沢八景、水の流れる公園
さいきん興味がある:DTM、「ぼっち・ざ・ろっく!」(みんな読んで~)、シャニマスウマ娘、競馬
書ける:小説、短歌(チョットデキル…)、エッセイ、書評、オタク文章等
今後やりたい:webで小説連載(ちゃんと完結させる)、文フリやコミティアに出る、ほかの人となんかやる、ギター練習再開、競馬場デビュー

なんか書いてなかったなと思ったので書きましたが、思ったより書くことなかったです!!!

2023年

なんか書こうと思ってたらもう年末なので、今年でも振り返るか…

・人生

むっちゃ不健康だった。
元々体も強くなく10年来の持病持ちなのでそれもあるんですが、頭痛でMRI撮ったら副鼻腔炎ですと言われたり(そっち!?)、例の新型感染症で吐いて腹壊して寝込んだり、年を通して腸が本当にカスで年末とうとう腸炎やったり、鼻炎も酷いし喘息も酷いし貧血も逆流性食道炎もあってもう終わりや。流石に年齢を感じざるを得ない。
周りの人に迷惑もかけたので来年の目標は健康です。特に胃と腸。生活習慣に気を付けて頑張ります。最近はラジオ体操をしています。楽しいです。あと鼻呼吸がつらいのでいい加減耳鼻科行きたいです。
近所のマッサージ店に通って冷えがよくなった。うれし~
↑ここまで書いてから39度の熱が出た。本当にカス。音楽好きの人たちに「めっちゃ元気かめっちゃ元気ないときしかない」と評されたけど本当にそうだと思う。現在は平熱まで下がったのでなんとか生きている(喉は終わってる)。健康になりたい。

・音楽

サーフブンガクカマクラツアー、優勝。
本当に今年は新サフブンとそのツアーが人生の支えかつ楽しみだったと思います。
ツアーはZepp Haneda、日本青年館、立川と観に行けて、鎌倉は倍率的にもどう考えても無理だと思っていて、でも日程的には空けておいたのでもう観光(とついでに近隣の親戚への挨拶)でもすっかぁ~。という気持ちでいたのですが、当日鎌倉で遊んでいたらSNSを通してチケット余ってますという話をいただき、本当にすんでのところで最終日を見に行くことができまして……。
かつてサフブン(旧)の鎌倉芸術館に参加した身として、公演の内容はもちろん、「まっすぐに好きでいればどこかで見ていてくれる人もいるんだな」という意味でも感慨深かったです。お声かけいただいた方・お譲りいただいた方、この場をお借りして再度御礼申し上げます。ありがとうございました。アジカンリスナー、愛してるぜ……

5月のJAPAN JAM。体力に自信がない人間にとってはどんな素晴らしいフェスが他にあっても結局ロッキンオン系の快適さに勝てない。この辺はバリアフリーの難しさにも通ずる話かもしれません。それ抜きでも行きやすいし楽しいし飯もうまいので好き。

アジカンの横で応援されるタイトルホルダー(競走馬)競走中止になった天皇賞・春直後だったので回復祈願だったのかもしれませんが何故ここに……。無事復活して有馬三着で引退は偉すぎる。
アジカンは前年すっごい雨の中で見てそれはそれでよかったんだけど、万全にいい位置から見れた今年も楽しかったです。今年はかなりダラダラ会場を歩き回ったりもの食ったりしながら楽しんだので、リクライニングシートに寝っ転がりながら第ゼロ感を聴くみたいなことができてよかった。

サフのブン。サフブンツアーであるけど意外とそれ以外のラインナップもパワーポップ寄りのレアナンバーやっててよかった。曲選的にサポートなしで映えるものを選んでもいるのだろうけど、四人で滅茶苦茶いいモードを感じるので、次何作るんだろうのわくわくですね。あとセット良すぎ良すぎ良すぎ

サフのブンに併せての鎌倉観光記録も……






ミラーレス一眼全く使いこなせてない。
いろいろ食べもしました。

鵠沼パスタダイナースプーンのカルペチーノ。ペペロンチーノとカルボナーラをミックスしたらおいしいに決まっとる。また行きたい。

無心庵のあんみつ。前々から気になってたので行けてうれしかった。これもおいしかったけど同行者が頼んでたぜんざいがむっちゃ美味しかったので次はそっちを食べに行きたい。

鎌倉のenso(https://www.enso-osaji.net/)での季節のコース。
アジカンリスナーの方々に誘われて行ってきました。CSの番組でアジカンの建さん・潔さんが訪れていたお店で、地元民の潔さんは通っているところらしい。
地元の食材が多く、あと発酵がふんだんに取り入れられていて、めっちゃ腸内環境がよくなりそうだった(腸内環境がカスの人)。見た目と味が結びつかないうえでむちゃくちゃにおいしいので、確かに”脳がバグる”感じがした。
アジカンリスナーは群れになると強くなる生き物なので(陰の者???)スタッフさんや藤井シェフと「実はアジカンがきっかけで」とお話することもでき、面白いお話も聞けて楽しかったです。鎌倉にはちょくちょく来るので今度は家族親戚など誘って訪れられたらな~と思っています。

江ノ電サフブンイベント、旧サフブンのときのポスター掲示とラッピング車両みたいなちょっとしたものを想像していたら、とても愛溢れたイベントでちょっとうるっときちゃったな。アジカンが長く続けていてくれたからなんでしょうね。もちろん江ノ電の社員さん方等関わった方々も素晴らしい。住んでるわけではないけど小さい頃から乗っている身なのでいろんな意味で嬉しかったです。

他はアジカンのセッションイベントに楽器もできないのに呼ばれて行ってすごく楽しかった!! やりたいな楽器作曲(n回目)

・文章

「書きてえ」という語りをやった。
最近おゆちゃん・げんとうさん・外山さん・よきかなさんあたりの周りの方々がブログを定期的につけようの機運をされていてとても見習いたいので、来年からは私もコンスタントに文章を残したいです。評論も小説もだけど、ちょっと競馬の話も書いてみたくは……ある!(いまそういうナラティブな語りが求められてるジャンルでもあるし)


その他

・馬

いろいろあった。本当にいろいろあった。
2021年の有馬記念をテレビで見て、ものすごい底力で最強馬に迫ったディープボンド号という馬を追いかけ始めて、競馬だけでなく馬事文化そのものに関心を抱いていろいろな世界を知りいろいろなものを見た二年間だったと思います。
ボンドのファンとしては23年は悲喜こもごもというか、前哨戦も負けてもうダメかと思った天皇賞春で激闘の2着(馬券ありがとう)、宝塚記念でも好走はしつつも秋はちょっと厳しい負け、有馬記念ではキャリア最低着順と、本当に「生き物を応援するの、つらすぎ~!!!」としか言いようがなかったです。
ただ、怪我や不調で離脱もなくここまで走り続けてきてくれた彼に見せてもらったものはたくさんあるし、競馬というジャンル自体への抵抗感を払拭してアツい生き方を教わったのは私のほうなので、引退迄ついていくよディープボンド……。あと全妹に出資するためにターファイトクラブに入会もした。一口馬主デビューしました。
最強として名前が出る馬でなくとも、常に最前線で走りあと一歩の記録を何度も重ねた馬にこれだけ人気が集まるのは、なんか競馬ってそういうジャンルだよな……と思えてよかったし、グッズ展開やメディアでのピックアップなど盛り上がりも楽しかったですね。馬の性格の話でこんなにエモを感じることあるんですね。
【宝塚記念】ディープボンドの生態調査! 噂の鳴き声 #モーイ の真相は!? - netkeibaライター | 競馬コラム - netkeiba.com
サラブレッドコレクションふわふわBIG(ディープボンド)|タイトーのおすすめプライズ
これ取ったけどフワフワすぎて手放せません。


京都大賞典京都競馬場に見に行ったときの写真。(撮影:ニコン Z fc)
すごい歓声、すごいファンの数。結果は3着だったけど見に行けてよかった。今思うと先行馬としての追走力も加齢で変化してきているのかな……
ニコンzfc、初ミラーレス一眼なのですが見た目もかわいいしすごい楽しいです。来年は観光にもたくさん連れていきたい。

好きな馬、好きな騎手さまざまおりますが、和田竜二騎手ファンとしてもなかなか試練の年だったかもしれません。秋の好調からの冬の絶不調の落差激しすぎて心も馬券も追いつかない……。
ただ、人生初めての競馬場が今年のフローラS東京競馬場で、目の前で和田騎手が平場を勝つところを見れたのすごくうれしかったし、その馬で菊花賞行ってくれたのも良かったし、彼に関しても志や信念含めてのファンなので、引退までついていきます兄貴という気持ちです。

仕事の合間を縫ってラジオの公録見に行ったらご本人から記念品贈呈というイベントがあってびっくりしたやつ。目の前で見る和田さんは本当に年齢を感じさせない整ったルックスでかっこよかった。あと「小柄だ……」と思った(騎手だし、165cmってデータは見てるんですけど、なんか見た目だともっと背が高そうな感じがしませんか……?)。

もう一人強く応援しているのが川田将雅騎手なのですが、今年はリバティアイランドで牝馬三冠達成、ウシュバテソーロでドバイWC制覇と華やかで楽しかった。リーディングは今年はルメール騎手が先んじるかなという感じですが、今一番脂がのっている時期だと思うので、来年も楽しみだしむっちゃ買いたい。
川田騎手はとても頭のキレる人で、言語化能力に優れており、netkeibaのコラムでの分析も面白いし、著書もすごく興味深かった。こういう人にプレイヤーとしての感覚を文章で残してもらえるのは見てる側も盛り上がる。
「頂への挑戦 負け続けた末につかんだ「勝者」の思考法」川田将雅 [ビジネス書] - KADOKAWA
youtu.be
ジョッキーカメラも面白い試みでしたね……。これも川田騎手が導入に携わっていると聞いて、クレバーな人だな~と思いました。
邦ロックシーンにおけるゴッチみたいな存在でいてほしいです、競馬界においての川田騎手。こういう人が一人はいたほうがいいと思う。
好きな騎手二人とも見た目も好きなの脳に良い。普通にもう顔ファンでいいくらい好きです。なんなら馬についても割と顔ファン

他、夏に北海道に行って馬産地見学したり、引退競走馬の馬術大会に連れてってもらったりもしました。前者はブログにまとめようと思ってたけど期を逸した……。
引退馬牧場 Yogiboヴェルサイユリゾートファーム | 北海道
噂のヴェルサイユリゾートファームに泊まったのですが、寝ても覚めても馬の近くで本当に幸せだったし、宿泊先としてもホスピタリティ溢れていて本当に素敵な施設だった。ヨギボーはやばい。絶対また行きます!
オジュウチョウサンタニノギムレットに出会えてうれしかった!





優駿記念館、ノーザンホースパーク、あと白馬牧場にテイエムオペラオー号のお墓参りなども行きました。楽しかった。


馬とは無関係ですが、すすきので食ったチーズフォンデュが人生で一番おいしかったです。
チーズフォンデュ&ステーキ&ワイン ケルン 本店|札幌 すすきの|公式ページ
ジャンルを楽しみつつもその問題意識に向き合いファストな結論を出すのではなく長期的に考えていくという令和らしい(?)サスティナブルなファンダムの姿勢のひとつが引退競走馬問題だと思うのですが、そういう態度をすんなり受け入れられて楽しめたのもアジカンのおかげかもしれない。あと、業界の中でも社会的視点を持って行動できる和田騎手を応援してるのもそういうことなのかもしれない。と思ったりもした。


・ぼざろとアジカンの話
「ぼっち・ざ・ろっく!」連載初期から追っていてここまでブレイクしたの本当にうれしいのですが、何よりアジカンネタで興味を持った人間としてはゴッチが語ってくれたのが本当にうれしかったですね……
open.spotify.com
二次元オタクを超えた盛り上がりで「オタクコンテンツのサブカル語りたいマン」みたいな手合いにもキャッチされていて、今のアジカン追ってもねえやつが訳知り顔でバンドシーン語ってんなァ(笑)と眺めたりもしていたのですが、やっぱりマジの日本のロックの最前線にいる好きなバンドの人が好きなロックバンドフィクションを語ってくれるのが一番キレ味があってよかったなとたびたび聴き返してます。アップルビネガーのポッドキャストあんまりちゃんと聴いてなかったんだけど、この回から真剣に聴き始めました。おそい
アニメぼざろの「転がる岩」カバーが作品のテーマ、ひいては原曲のテーマやバンド自体の想いを汲んでいたの、今でも本当に素晴らしかったなと思います。真摯にものを創る人には真摯な人が集まるし、そこからさらに真摯なもの創りも生まれる。理想だし、嬉しい。アジカンとはまじあき先生に大感謝。
youtu.be
open.spotify.com
中高生の子とかにアジカン聴いてる旨返されてびっくりが本当に何度もあった。現実ってすごい。
後藤ひとりは本質的に田渕ひさ子


・食べ物
グミにハマった。カンロ株式会社の顧客すぎる。
ルピシアの紅茶セットで飲んだラプサンスーチョンが凄く好みだった。
カヌレおいしい。
ウェイパーを使ってチャーハンを美味しく作りたい。
煮干し食べたあとに午後の紅茶無糖のやつ飲むと草の味がする


・生活
風呂とスキンケア
炭酸系入浴剤とヘパリン類似物質ありがとう


・来年の展望
マッサージと温泉にたくさん行きたい
馬産地見学また行きたい
馬術見に行きたい
楽器と作曲をちゃんとやりたい
文章を書きたい
ワークライフバランスと貯金
健康第一
以上です

近・況

競馬楽しっっっっっっっっっっっ!!!!!!!

ウマ娘から競馬に入ってマジで人生の糧となる経験をしつつあるので、いつか様々経緯など文章化したいなと考えています。
競馬というエンタメ、ギャンブルでありスポーツであり競技であり動物を行使する興行であり、問題点や負の面を多く抱えつつもそれをよりよくしていこうとする信念ある人々もいて、イレギュラーでアウトサイダーな面も含めてめちゃくちゃ”令和の時代にどうなっていくか”が気になるコンテンツ。
「人生において尊敬する人」を問われたとき、両親は前提として、小学生の頃は「ゲームクリエイター桜井政博」と答え、高校生の頃は「アジカン後藤正文」と答え、大学生の頃は「作家の伊藤計劃」と答えていた気がしますが(受験や就活の面接用の回答は「ウォルト・ディズニー」だった気がするけどよく考えたらあの人尊敬というには結構アレじゃない??)、いい大人になってそこに「人じゃなくて競走馬でもいいですか?」が加わるなんて人生はわかんねえよな。ディープボンド号のことを”本気”で”尊敬”しています。
馬と人、言葉で絶対分かり合えない他の生物同士がお互いの利害関係で時に振り回し時に振り回され時には命さえも懸けさせられる、その構図はお互いグロい時もあって、ドラマを見出しながらもこれをドラマとして消費していいのかと現実存在と相対するときにいつもやる苦悩をやってしまいもするんだけど、ふと「絶対に応えない相手にそれでも語り続けた先に意志の光明のようなものが見える」あの瞬間があり、これは「絶対に応えない死者とそれでも対話を続けようとする」推理小説のアレと似ているアレだと感じます。本当に???
引退馬支援活動にもちょくちょく協力しており、もっと人間社会の中に馬が共生する場所があるといいよな~。と思っています。特に日本ではあまりに生活の中から排除されすぎているので(土地の問題もあるんですかね)興行で使うしか生存領域がない。令和のオタクは自分の好きなものと社会の繋がりをはっきり自覚して考えていくのがトレンドであることを感じます。それを競馬で感じることあるんだ。

youtu.be
JRAで一線を張っているジョッキーが過去にはある種業界のタブーでもあった引退馬を扱うYoutubeチャンネルを独自に開設する時代、本当に分水嶺という感じがするな。もちろん和田騎手が人馬問わずそういう福祉の面にも飛びぬけて敏い方というのもあるでしょうが(養護施設への寄付は有名ですね)。
この人もまた尊敬する人の一人だな。いつも馬券買ってます。私が買うと返ってこないけど……なんでかな……。


TCCの活動に関心があるのでこのようにクラウドファンディングに賛同したりなどしました。ヨギボーで寝る馬のCMで話題になったヴェルサイユリゾートファームもそうですが(菊花賞ディープインパクトと激闘を見せたアドマイヤジャパンがこのような形で有名になるとは何があるかわからないものですよね)、慈善事業としてだけではなく引退馬の扱いがちゃんとマネタイズできる域に来ているというのはすごくいい時代だなと感じます。
カフェ、オープンされたら行きたいな~と思うんだけど、おしゃれなカフェで競馬中継流してるの見てるときって「いけー!!差せーーー!!!!!」とか言っていいのかな? ダメです。
他にも引退馬繋養施設に寄付などしていたりする。今夏は北海道行きたいですね……。

ちなみに馬券購入能力はカス。今年はずっと回収率100以上キープしてたのにここ数週でもう70くらいになってる。ギャンブルって絶対にやっちゃダメらしいです。


展望
最近はめっちゃ体調悪くて予定キャンセル祭りで本当にやる気ゼロ太郎と化していたのですが、文章書く人類と茶を飲み飯を食いながら人生と「文章を書くぞ!」の話をしてきたので、もっと書くぞ!!!!の気持ちがあります。
・webで書いてる小説を完結させて文フリで本媒体で出す
・去年の架空フェス企画を今年もやるならそろそろ動かす(遅いけど、去年のように何かに応募するわけでもないので…)
アジカン聖地巡礼本を作る
あたりの展望はじわじわとあります。
文フリ出るなら競馬短歌もやりたいな。文フリ出る出る詐欺。

【再掲】ゼロ~10年代邦ロックファン(特にアジカン)とオタクとぼっちは「ぼっち・ざ・ろっく!」を読め ――ロックと孤独とつながること

 アニメ「ぼっち・ざ・ろっく」、最高最高最高~~~!!!!!!

 ということで、原作一巻前に某所にアップし、大変ありがたいことに好評と読んだよ報告を複数いただいた布教文章を再掲したいと思います。
 現在は巻数も出て、バンドマンからの言及も多く(アジカンからも!)、これを書いたころからはずいぶん遠いところまで来たんだなあ! と感慨にふける意味もこめて特にその後の展開に合わせて情報の修正などはしていません(デッドリンクは削ってます)。
 ですが、きらら漫画イズムを踏襲しつつ令和のロックンロールバンド漫画としての特異点たりえそうなこの作品の魅力についてはここに書かれていたことと遜色なく続いているので、アニメから興味を持たれた方にもパッションが伝われば幸いでごさいます。

~名誉アジカンリスナー谷口鮪さんありがとうの気持ちを込めて~

   ***



 初めまして。突然ですがめっちゃハマっている漫画の話をします。
 現在まんがタイムきららMAXで連載中、はまじあき先生の『ぼっち・ざ・ろっく!』という四コマ漫画です。単行本まだ出てないけど今から推すしかないんですよ。アンケ出そうな。


 とりあえずあらすじ引用しときます。

 動画投稿サイトで「ギターヒーロー」として人気を集める天才少女は、実は世間になじめない「ぼっち」少女だった。ひょんなことから加入した下北沢のバンド「結束バンド」で、少女は新しい世界へと足を踏み出していく。

 いやもうほんとその通りなんだけど、これだとこの漫画の魅力をまだ説明しきれていないんだよな。


☆「バンド×ぼっち」というテーマ設定の妙


 ビジネスの発想法として「アイデアとアイデアを掛け合わせる」のは常道ですが、この漫画もまた、ありそうでなかった「バンド×ぼっち」という掛け合わせのもとに作られたものです。
 バンドものの先行作の有名どころというと、正統派な作品では『BECK』や『ソラニン』、ギャグだと『デトロイト・メタル・シティ』、そして同じくまんがタイムきらら系列のゆるふわ日常軽音楽部もの『けいおん!』あたりでしょうか。『ぼっち・ざ・ろっく!』はそれらとはまた違ったアプローチの作品です。
 美少女主人公に読者=オタクの心情を代弁させる非リア/陰キャ/ぼっちもの、もまたありがちではあると思います。実際に、このマンガにも割と刺さるぼっちあるあるが散見され、そのブラックユーモアが面白さに一役買っていることは事実です。

「いつも話しかけて貰う前提だったから話の振り方がわからない…」(5話)

 わかる

「便所飯って明るい人が考えた陰キャのイメージだよね トイレでご飯なんて食べないし女子トイレなんて常に人がいるのに…」(5話)

 人気の少ない場所探すよね。高校の女子トイレは休み時間の度に人が集まるのもわかる。

 あと一話のバンドグッズ持ってって話しかけられるの待つのわかるすぎる……私も高校時代は文化祭にナノムゲンフェスのタオル持ってったものよ……アジカンの缶バッジやキーホルダーつけまくってた……学年にアジカンファンほぼいなかったので意味なかったけど……

 いや私の思い出話はどうでもいいんですけど、ネタとしてのぼっち自虐とバンドものという組み合わせが面白いのは強いんですよ。バンドっていわば団体競技で、マジモンの陰キャはまず組む時点でつまずくという前提があり、それゆえに意外性がある。

 ただ、この漫画の場合は、ただ奇をてらってつけられたぼっちネタではないと思います。

「私は青春コンプレックスを刺激しない歌ならなんでも…」
「逆に青春時代のうっぷんを歌詞にたたきつけてるバンドは好きだなぁ…」
「ロックとは負け犬が歌うから心に響くのであって成功者が歌えばそれはもうロックとは言わな…」(3話)

 これは冗談交じりのギャグシーンですが、主人公の後藤ひとりは、人前に立ち歓声を浴びる華やかな「バンド」に憧れを抱きつつも、人の輪にうまく入れない不器用な自分を慰めるものとして「ロック」を定義しています。
 同じ女子高生バンドものである『けいおん!』と最も異なる部分はここでしょう。
 孤独な人間が歌うからこそロック、という思想がベースになっている点で、むしろ『ロッキンユー!!!』と共通項を見出せるのではないかな、と個人的には思っています。

「ロックなんかやってる奴 キモいに決まってるだろ!!!!」(『ロッキンユー!!!!』1話)

 これ、源流をたどると90年代グランジとかに起因するんですかね。浅学にしてよくわかりませんが、おそらく『ロッキンユー!!!!』も『ぼっち・ざ・ろっく!』も、「ロックは華やかではなく、孤独で、多数からの理解を拒むもの」という観念を得た元は90~ゼロ~10年代邦ロックなのではないかな、と思っています。ナンバーガールなりアジカンなりクリープハイプなり(そういえば両作品ともにフジファブリックのネタが出てきますね)。

 そう考えると、ひとりのぼっち属性は決して脈絡なく面白半分でつけられたものではなく、ロックに対するこの世代の受け取り方が反映されたものであり、そういう文脈のもとにテーマが形成された漫画であるといえるのではないでしょうか。つまり、ぼっちネタは必然なのではないか、と私は思います。そこが面白いし共感を得られるのではないでしょうか。
 引き合いに出した『ロッキンユー!!!!』も、『ぼっち・ざ・ろっく!』も、ターゲッティングもジャンルも絵柄も手法も全く違うものでありながら、「孤独なロック愛好家がバンドを通して人との連帯を知っていく」という過程はおそらく似ているのではないでしょうか。そしてその「孤独だけどそれでも繋がりを希求する」というテーマに、我々の世代はロックを感じるのではないでしょうか。

「繋がらない だけどいつかは繋がりたい そんな心で」(『真冬のダンス』ASIAN KUNG-FU GENERATION

☆繰り出される邦ロックネタ


 真面目な話沢山したし、もういいですよね?
 私はアジアンカンフージェネレーションのオタクなのですが、実はこの漫画に興味を持ったきっかけが「登場人物の名前がアジカンのメンバーから取られた美少女バンド四コマ漫画がある」という情報を目にしたことがきっかけでした。どういうきっかけだよ。オタクなので……。
 主人公である後藤ひとり、また「結束バンド」のバンドメンバーである伊地知虹夏、山田リョウ、喜多(下の名前気になりますよね)という登場人物、苗字が全員アジカンのメンバー(後藤正文喜多建介山田貴洋伊地知潔)由来です。
 この時点でアジカンファンの夏の課題図書と化しているのですが、虹夏とリョウは元ネタの方々とパートも同じ。ひとりと喜多はどっちがギタボに回るのか不明ですが(このままいくと当初ギタボ予定だった喜多がボーカルに収まりそうですが、元ネタも鑑みて何かひと悶着ありそうですよね)(喜多建介も結成当初ギタボ志望だったことがあり……)、ギター隊であるところは同じ。あと、「無口でクールなベーシスト」「コミュ強で明るいドラマー」「顔がいいけど天然ぽんこつなギター」ってアジカンなんだよな……。ひとりに関しても、元ネタのお方と正反対に見えて彼もやたらとぼっち自虐をやっているわけで、むっちゃにやけるんですよね。
 たぶん名前をとってるだけでキャラの内面まで似せてはいないと思うのですが、ファンなら無限に深読みが出来て楽しいところです。『けいおん!』で平沢親子ネタやってた感じの層に刺さりそうなアレがありますね……。

 他にもめっちゃ細かいところでゼロ~10年代邦ロックネタがふんだんに盛り込まれており、1話1ページ目から見覚えのあるCDジャケットが並んでいたり(『クロニクル』あるやないか~い)、その後もちょくちょく見覚えのあるバンドのネタが挟まれます。
 パロディネタだとなんといっても毎話扉絵の各アーティストPVパロが白眉。2話のアジカン『リライト』から始まり、KANA-BOON『盛者必衰の理、お断り』フレデリック『オドループ』クリープハイプ『イト』とアッあれコレ見たことあるコレ……というラインナップがバンバン出てきます。今のところ毎回アーティスト変わってるので、どういう方面に行くのかめっちゃ気になるところですね……。


☆話がおもしろい


 漫画としては超当たり前なんですけど当たり前だからこそ書いてしまった。
 連載四コマという取れる尺の少ない媒体でありながら、毎回ちゃんと話が進んでいっており、ひとりが少しずつ成長しているの、すごないですか……? 一人で孤独にギター弾いてネットの世界でイキるしかなかったひとりが結束バンドに拾われてある種救われ、そんな彼女が今度はギターを諦めようとした喜多に意を決して手を差し伸べるの、めちゃくちゃ尊いんだよな……。てぇてぇなぁ……。
 前述の「孤独だけど連帯を求める」テーマの話に繋がるんですけど、ちゃんとひとりの成長、あるいは変化(本質が変わらないまま前へと進む)という軸がしっかりしている漫画なので、安心して読めるかつ次回が気になる漫画でもあるんですよね。読み始めてから一か月が長すぎる。
 伏線の張り方もうまいです。最初に出てきた逃げ出したギタリスト=喜多ってわかるところとか。この尺で過不足なく物語を詰めてるの本当にうまい。歴戦の猛者か???


☆絵柄・キャラがかわいい


 この系列の漫画ではおそらくかなり重要な要素だと思いますが、かわいいです
 繊細な線画にまるっこくて下がり眉のかわいいキャラクター、色合い鮮やかで淡めの塗りがまた良く、内容とのギャップも合わせて魅力的。また、下北某所を元ネタとしたライブハウスの内装もディテールが細かかったり、楽器絵も精密、恐らくは実際に楽器触ってる人も納得の作画なんじゃないかなぁ。作者さんはベーシストらしいのでその辺にも信頼がおけますね。
 あとキャラがかわいいです。キャラ付けも四人それぞれ立っていて、バランスよく描き分けられています。特に喜多ちゃんがかわいい。喜多ちゃんほんとかわいい。まずは喜多ちゃんをじっくり見てほしい。




 あまりにも顔が良い。顔が良い……顔の良い美少女は人類の至宝……
 公式美少女だし顔が良い時点で114514364364510点なんですけど、喜多ちゃんは内面も魅力的で、コミュ障拗らせてどもるひとりにヒューマンビートボックスで返したり、ひとりを探してゴミ箱覗いたりする天然さも超かわいい。なにより先輩に憧れてバンドに加入するものギターが弾けないことを隠していたため逃げ出しちゃうし、逃げたことを悔いてバンドをやる資格なんてないとまで思っちゃうのかわいいし、必死にギター練習してたってのもあまりにも健気でかわいい。リョウさん好きを拗らせてヤバ発言しちゃうところもかわいい(元ネタの二人が第一印象最悪だったことを思い出すとアのオタクはより楽しいと思います)。 はまじ先生がツイッターにアップしていらっしゃったこの喜多ちゃんメイド服イラストさ~あれさ~もうこの世の救済でしょ。エンジェル喜多ちゃんガチ推し、略してAKGだ。
 ハイスペックぽんこつ美少女が好き好きオタク、悪いことは言わない、いますぐ『ぼっち・ざ・ろっく!』を読んでくれ。ついでにAKGのほうの喜多さんにも連鎖的に沼ってくれ。美少女好きオタクが41歳のおじさんに沼ったらおもしろいしその逆もおもしろいので……(行動原理がおもしろさしかない)。

 いろいろ妄言を連ねてきましたが、前述の通りまだ単行本の出ていない段階の漫画であり、本誌を読んでくれという他ありません。でもいきなり本誌はハードル高いよね。わかる。
 そんな皆さんのために、試し読み公開してるので、URL貼っておきますね! ググって出てこない試し読みってなんなんだよ。アジカンの公式並にガバガバだな。
 惜しむらくは無料公開分だとまだ喜多ちゃんが出てくるところまできてないんですよね、ハイスペックぽんこつ美少女好き好きオタクと「私の推し(の名前)が美少女に!?」ってなってる建さんクラスタは諦めて本誌買ってください。きららMAXはワンコインで買える!

(後日追記)ニコニコ静画のほうでも掲載始まってます。こっちは随時更新なので三話以降も載るのかな……? 喜多ちゃんが見れるかも……! ところで喜多さん禁酒頑張って欲しいですね

 そんなこんなで興味を持っていただけたら幸いです。あとアジカン好きでぼっちざろっく読んでる人は早めにリプライください。クソオタク話がしたいので……。


 絶対に横浜の喜多さんに下北の喜多ちゃんを認知させような!

架空のバンド持ち寄って実在しないロックフェス作ろうぜ!!!!!!!!

↑これ何年たっても色あせない名言だな


 お世話になっております。柴山ヒロタカという者です。
 突然だけど、ロックフェス、主催したくないですか?

 一度は妄想するやつ。
 実際問題、フェスの主催ってすごく大変だと思います。しかも昨今、大人数を動員するイベントごとはとりわけかなりの逆境にあり、周囲の音楽関係者からも「やべ~~~~~~!!!!」って声を聞きます。悲しっ。
 音楽関係者の皆様、表舞台に立つアーティストから裏方の方々も含め、いつもありがとうございます。微力ながら応援しております。
 そんな気持ちも込めて(ほんまか?)、今回は「存在しないバンドによる存在しないロックフェス」を立ち上げるにあたりました。立ち上げるもクソもなくない? 存在しないんだから……。

 決めるぜ 逆転満塁ホームラン



 みんなで幻想を持ち寄って作りました。その名もKAGEROU ROCK FES
 東部を東京湾と接する神奈川県鹿毛かげろう市、鹿毛楼スポーツ公園にて開催される、地域密着型のロックフェスです。
 森道市場や海浜幕張公演時代のJAPAN JAMなどのようなビーチサイドフェスであり、海沿いのロケーションは解放感抜群。海産物が特産品である鹿毛楼にちなんだフードも多数出展され、一日楽しめるイベント。今を時めくアリーナ規模のロックバンドから知る人ぞ知るネクストブレイクまで、ライブ・フェス好きの間でも評判の高いブッキングになっています。

 ここまで全部幻想のマボロシですが、ついてきてるか???


存在しない参加アーティスト紹介


 ロックフェスの重要ポイントは参加アーティスト!!! 豪華ラインナップ!!! coming soon...!!! 見たいアーティストの時間かぶってる!!!!! 飯食ってる時間なし!!!
 ここからはSNSで音楽好きの方々に、「架空のバンド募集します!!!」というよくわからない文言を投げつけたらめっちゃ来たアイデアを紹介します。みんな存在しないものの話が好き。


 ~仲いい人を集めてきただけのフェス主催チーム~
柴山 このブログを書いている人。好きなバンドはASIAN KUNG-FU GENERATION
げんとう 友人。好きなバンドはASIAN KUNG-FU GENERATION
ヨドカワ 友人。好きなバンドはASIAN KUNG-FU GENERATION

 ↑この三名で参加アーティストの紹介をしていきたいと思います。


1.Northey
(マネージャー:群風さん)

大学で出会った四人で結成したインディーズバンド。偶然にも、全員が海なし県出身だったため、”No Sea”をバンド名候補とした。「流石にこれはダサくない?」となり、検索した結果、人名で”のーしー”と読めるものがあったので、バンド名に採用。メンバーの名前も出身県を採用している。

長野(vocal & keyboard)
岐阜(guitar)
山梨(base)
滋賀(drums & chorus)

滋賀はたまに「滋賀は琵琶湖あるから海みたいなもん、うちのメンバーから脱退?」とか弄られる。
マイナー県が多すぎて、有名バンドのツアーにも入れてもらえなかった苦い過去があるので、自分たちはできるだけ回るようにしている。
代表曲「憧れのシーサイド」

柴山:全国ツアーで飛ばされやすい土地のライブ好きがいかに怨念を溜めているのかがわかる
げんとう:フットワーク軽そうだから、各地のフェスにも来てくれそう
ヨドカワ海の見えるフェスなので、「憧れのシーサイド」ぴったりですね
げんとう:MCで「海の見える場所でライブしたかったので参加しました!」っていうくだりある
げんとう:もうちょっと真面目な四星球みたいな感じ
ヨドカワ最初のほうに場を盛り上げてくれそうで、安定感もありそうですよね

2.Rodys
(マネージャー:飛行機さん)

結成10年目のロックバンド。
Ryo(Vo & Gt):良くいる感じのギターボーカル。MCではメインでしゃべったりする。
ユウタ・ムラノ(Gt):ライブではっちゃけがち。ギター演奏の気持ち良さが顔に出る。
タカハシ(Ba):クールとかではないが、裏方気質で自分からは目立とうとしない。MCを聞いて静かに頷いていたり、一人で感情を表情で表している。
ミッドナイト岩田(Dr):盛り上げ役。緩急のあるドラムプレイが魅力。

OPSE(地平線モチーフでそのままイントロにシームレスに繋がる)
1.地平線 (デビュー曲。ミドルテンポのさわやかなロック)
2.Day by Day (ミドルテンポのポップぽい曲)
3.イツカノユメ (スローなロックバラード)

MC
カゲロウロック、盛り上がってますか!(客歓声)
ありがとう! すごく伝わってくるね。今日天気いいね~。気持ち良く演奏できて嬉しいです。
あの、お知らせと言いますか、僕達ね、デビュー10周年を迎えまして。(楽器隊、音を鳴らして盛り上げる。客拍手)ありがとうございます!
今絶賛ツアー最中でして、こうやってこのフェスにね、寄り道なんかしたりして。嬉しいですよ。
明日ね、近くのライブハウスで僕達ライブやってるんで当日券何枚かあるみたいなんでね、ぜひ遊びに来て下さい。
今年はそんな記念の年なんで何かいろいろ面白いこと出来たらなと思ってます。ということで10年前に書いた曲、やってみたいと思います。

4.Timeless(地平線のカップリング、デビューして3年目のツアーぶり、コアなファンに人気な曲 。ミドルバラード。泣きのギターソロ)
5.Fall (ミドルテンポなロック)

そろそろ帰ります! 今日はホントにありがとう!
また来ます! 新曲やっちゃいます!

6.新曲(タイトル未定、次のアルバムに入る予定のアップテンボなロック)

ヨドカワマジで”ある”MCだ、すごい
柴山:人によって”架空のバンド”を構成する要素が違うの面白い
げんとう:顔に出るギタリストと静かに頷いてるベーシスト、いるな~
柴山:なんでミッドナイト岩田だけミッドナイト岩田なんだ
げんとう:「天気いいね」MCがあるので出番は昼ですかね
ヨドカワ盛り上がってますか~←中盤っぽい


3.BLUE STREAK PENGUIN
(マネージャー:サクさん)

BLUE STREAK PENGUIN(ブルー・ストリーク・ペンギン)は、日本の4人組ロックバンド。略称は「ブルペン」「青ペン」「BSP」。
藤内正介ふじうちしょうすけ:Vo & Gt & Key
佐野陽太さのようた:Gt
渡辺淳わたなべあつと:Ba
佐藤修さとうおさむ:Dr

概要
メンバー全員1985年生まれで、静岡県浜松市出身、同じ中学校に通っていた。中学時代、渡辺が佐野と佐藤と、もうひとりに声をかけたことで、前身となるバンドを結成。そのメンバーとはソリが合わず、進級で自然消滅しかけたところを、佐野が仲の良かった藤内を誘い存続し、今に至る。
藤内の好きなペンギンと青色がバンド名の由来。佐野の家で行われたバンド名会議中、英和辞典を見ていたら、「blue streak」が「電光石火」という意味と知り、満場一致でかっこいいと思ったことからバンド名が決まった。メジャーデビュー後、レギュラーラジオへのファンからの投稿で、「早口で延々と話す」的な意味もあることが発覚した。
キャッチーなメロディと曲の展開、独自の歌詞が評価され、2008年メジャーデビュー。ワンマンツアーの開催や、フェス、対バンなど精力的に出演、着々とリスナーを増やしていく。
2010年、楽曲「dawning」がCMに起用されヒット、認知を広げる。同年Mステに出演。
現在でもアルバムには毎回、タイアップ曲が2、3曲収録される。Zeppからアリーナまで様々な規模でライブを行う。

メンバー
藤内正介:ボーカル、ギター、キーボードを担当し、同バンドのほぼ全ての楽曲について、作詞作曲を行っている。愛称は「しょうちゃん」。小学6年生までピアノを習っていた。メディアの露出では、ほとんど笑う姿を見せることがなく、言葉少なめでシャイ。クールに見られることが多いが、ファンにはそうでもないと周知されており、ライブでは笑顔を見せることも多い。
特に作詞作曲中、作品以外のことが大体ポンコツになる。
佐野陽太:ゆるふわド天然ギタリスト。愛称は「ようちゃん」「ようくん」。口ずさみたくなるギターリフをつけるのが得意。お菓子が大好き。唐揚げとハンバーグも大好き。藤内とは同じ小学校に通っており、小2のときから仲が良かった。
6弦コンビはお酒が飲めない。
渡辺淳人:お喋りフッ軽ベーシスト。愛称は「あっくん」。ひとりでガヤガヤしている。衛星放送の音楽バラエティ番組に、レギュラーのひとりとして出演していたことがある。交友関係が幅広く、知人や友人が多い。別バンドからベースのサポートに呼ばれることも度々ある。多趣味。
佐藤修:冷静なツッコミに定評のあるしっかり者のドラマー。愛称は「ちょうさん」。間の取り方がうまく、返事が的確。音楽以外ポンコツ、ど天然、お喋り好きが揃っているので大変。

新曲「夕闇のパレード」のMVが公開された際、メディアで滅多に笑わないギタボが、最後のカットで突然笑顔を見せたため、界隈のSNSが騒然となった。
このイラストは、ファンのひとりが発狂しながらそのシーンを描いたファンアート。

フェスでのセットリスト
1.statice
2.シーサイドミュージック
3.夕闇のパレード
4.雨降る夜の星
5.dawning
6.Fine

柴山:「架空のロックバンドの架空のファンが描いたファンアート」って概念すごすぎるし、純粋に絵がうますぎる!!!
柴山:夕闇のパレードのMVがyoutubeにアップされて、コメント欄がファンの長文で埋め尽くされる
ヨドカワしょうちゃんの笑顔のところのタイムスタンプをコメントする人がいるし、そこだけ毎日見に来るオタクがいる
げんとう:クールなイメージだけど実は笑顔を見せてる、音楽以外ポンコツというのも狂うオタクがたくさん出てきそう
柴山:SNSを一番更新しているのはあっくん
げんとう:スターチス花言葉、「変わらぬ心」らしいです…………
ヨドカワブルペンのオタクとしては、やっぱり夕方に「夕闇のパレード」聴きたいですね
げんとう:見えてる???


4.ギャーテイ
(マネージャー:マサカさん)

メンバー
佐藤蓮さとうれん:Vo & Gt
鈴木蒼すずきあおい:Vo & Ba
高橋樹たかはしいつき:Vo & Dr

3ピースのパンクバンド。服装や見た目は下北沢の町を歩く普通の兄ちゃん風。
曲ごとにメインボーカルが違う。曲によっては途中でメインボーカルが変わることも。
パンクバンドなので曲構成はシンプル、耳に残るフレーズが多い。激しい曲からメロディアスな曲まであるが、歌詞の抽象度が高く共感を得るような歌ではない。
ライブでは初参加の人、初演奏の曲でも二度目のサビでは観客が声を合わせて歌えるくらいキャッチー。
「凡know」「4月8日」「愛は牢獄」「音像会苦」「shakashaka」「a.slur」などの曲をリリース。

トレードマーク

げんとう:仏教モチーフのパンクバンドですね
柴山:言葉遊びいいな 歌詞書いてる人、町田康読んでそう
げんとう:三人とも歌えるパンクバンドっていうのもいいですね。ロゴもDIY感ある
ヨドカワ盛り上がりそうだし、場が温まりそう。早めの時間ですかね
柴山:サビで「凡! know!」のコーレスやってほしいな
ヨドカワファンサイトで歌詞考察が盛り上がりそう
(そして参加者の方から「初期ACIDMANがパンク色強めで活動し続けたような感じ?」とコメントがあり盛り上がる)


5.phonema
(マネージャー:マサカさん)

米山麟太郎:Vo
緒方章子:Gt
石井ツグミ:Ba
澤柳建太:Synthesizer
黒井津貴幸:Dr
phonema(フォネマ)。五人組のテクノサウンドを中心としたオルタナティブ・ロックバンド。
衣装はモノトーンで、デザインはモード系。
ポップな作品作りも実験的な音づくりも行う楽曲の幅広さが特徴。
「BPM600」「流れる小石」「百万言を百万言」「not ambient」「サークル」
微分漢文」「エモーショナルな鮭弁」「真夜中の風音」「カーテンの向こう」
などの楽曲がある。

柴山:エモーショナルな鮭弁
げんとう:実験的なサカナクションみたいなイメージ
ヨドカワとなると夕方っぽいですね
げんとう:ボーカルに熱狂的なファンがいそう。平沢進みたいな
ヨドカワファンがアツそう。麟太郎という名前もいい
げんとう:バンドとしてメンバーの結束が強いというよりは、みんな個人でいろいろ活動してそうですよね
(そして参加者の方から「THE WORLD IS MINE期のくるり」とコメントがありまたも盛り上がる)


6.ナノミネ
(マネージャー:よきかな。さん)

バンド名:ナノミネ( ※「波の音」のアナグラム
牧千紘マキチヒロ:Vo & Gt 女性、29
本多歩ホンダアユム:gt 男性、31
見城慧佑ミシロケイスケ:Ba & Cho 男性、31
大森ユウイチ:Dr 男性、30

揺らめく水面のような透明感と全てを飲み込むような轟音が特徴の、中堅にさしかかっ たシューゲイザーバンド。そんな「静」と「動」の中心は牧千紘(Vo & Gt)の繊細かつ抒情的な歌声によるものが大きく、彼女のシャウトは多くのリスナーを惹きつけている。
サウンド面では、バンドリーダーでもある見城慧佑(Ba & Cho)が主導しており、「月と鎖骨」 のような轟音系から「藍色」のようなクリーンな音まで高いレベルでまとめあげている。特筆すべきは、轟音系でありながらもボーカルの声が通るように考えられた音作りである。
歌詞は牧と見城の両名によって作成されることが多く、牧の表現したい世界観を語彙が豊富な見城がサポートするような体制を敷いていると語っている。曲ごとにテーマの「色」 を設定し、それを崩さない言葉選びをしているとのことで、サウンドと合わせてナノミネの世界観を構築する重要なピースとなっている。
ライブでの特徴は、何と言っても一切MCを挟まずに次々と音を繰り出していくスタイルであろう。曲間の繋ぎに用いられる自作SEなどを含め、ストイックに音楽のみで構築されるライブは、没入感が高く、しばしば「音に浸っているような」パフォーマンスと形容さ れる。
セットリスト:①月と鎖骨
②深海のマーチ
③プラズマ
④藍色
⑤ダンス・ダンス・パトリオット
無花果
⑦朝霧、醒める夢。

柴山:女性ボーカルの轟音シューゲイザー、やってんなぁ~~~
げんとう:「ナノミネはメンバーの仲がめちゃくちゃ悪い」とのことです
柴山:フェスのバックヤードで、ブルペンとかはメンバーで「あっ! 海見える~!」とか盛り上がってるけど、ナノミネは全員スン……としてスマホとか弄ってる
ヨドカワ「千紘さんはバンドに興味なさそう」わかる……
げんとう:みんな楽器巧そう
(ここでマネージャーより「千紘さんは他人に興味がない」「ライブの打ち上げには出ない」との情報が入り、「周囲の情緒がめちゃくちゃになるやつ!」と勝手に盛り上がる)


7.ZEBRA STONE
(マネージャー:よきかな。さん)

メンバー
ハヤシコウタロウ:Vo & Gt 男性、21
ミシマケント:Gt 男性、21
サエキタクマ:Ba 男性、21
イズミキョウヘイ:Dr 男性、21
専門学校の同級生で結成された、ストレートな歌モノロックを得意とする新進気鋭の四人組。テーマは「楽しくディストピア」であり、ハヤシコウタロウが描く歌詞の世界観は、カラフルでありながらどこか退廃的で中毒性がある。畳みかけるような言葉数と鋭くどこか懐かしさを感じるギターサウンドが彼らの強み。
サウンドは一見シンプルだが、要所で用いられる変拍子やあえてリズムに則らないノイズ等がまさに「ディストピア」的な不安感を演出している。故に「電脳衝動リーサル横丁」のようなドが付くストレートなサビを含む楽曲は、カタルシスとでも言うべき爆発力を秘めている。彼らの音楽をポップ、ロックと簡単に片付けることを躊躇してしまうような、どこかにうっすらとある違和感が特徴なのである。
昨年は人気アニメ「コンクリートソーダ」の2期OPに「首都東京 2XXX」が採用されるなど、彼らの才能の片鱗が窺い知れる。若手故の粗さはあるが、それを補って余りある熱量のライブパフォーマンスも武器。
セットリスト:1.流転
2.フラクタル空旅
3.電脳衝動リーサル横丁
4.近未来的心情のすゝめ
5.ロールシャッハ
6.首都東京 2XXX

柴山:絶対ブレードランナーに影響受けたMVあるし、歌詞書いてる子はフィリップ・K・ディックウィリアム・ギブスン読んでるし、主題歌やってるアニメはノイタミナ
げんとう:攻殻とかのイメージらしいです
柴山:歌詞の中に名作のパロディが仕込まれている
ヨドカワハヤシさん、めちゃくちゃ原作読み込んで歌詞練ってそう
柴山:若手枠なので時間はちょっと早めかな


8.THEフラミンゴパパン共
(マネージャー:前川ぺそさん)

奇抜な名前、見た目からパンク、パワーポップバンドを連想させるが、最も近いのはオルタナティブロックやインディーロックだろう。クオリティに定評のある演奏、迫力満点のライブパフォーマンス、ジャンルという枠に囚われない自由な楽曲が魅力な、結成23年目のベテランバンド。
【代表曲】
SASAYAKI MELON DAYS
FURAFURA!!一等賞
【メンバー】
Vo, Gt, リーダー:パパ・フラミンゴ(男性)
・中肉中背で基本眼鏡をかけている。
・特段フラミンゴに似ているわけでは無いが、眼鏡を外したところ、他のメンバーからの「目がフラミンゴっぽいね〜」という感想が名前の由来。パパは語感。
・人畜無害そうな見た目で特徴はあまりない。

Ba:権藤(男性)
・服のサイズはメンズLサイズが適切だが、ライブやレコーディングではメンズSサイズを着用している。
・ベースは好きじゃないというインタビュー上の発言やSNSの発言がよく見られる。
・ライブではマニアックな洋楽バンドのベースフレーズを引用する事もあるので、本当はベースが大好きだろう(パパ・フラミンゴ談)
・童謡を好んで聞く

みちこ:みちこ(女性)
・ライブ、映像、写真に出てきたことは無いがメンバーらしい。
・3度の入れ替わりがあり、現在8年目。

Dr, Key:ムッチョ・X・中華鍋(性別不詳)
・常にピンクのシャツを着用している。
・ドラムの実力は国内を超え、世界中から高い評価を得ている。
マルチプレイヤーであり他のメンバーの担当している楽器もムッチョ・X・中華鍋の方が上手い。
・楽器が上手いこと以外全てが謎に包まれている。

柴山:「みちこ:みちこ」面白すぎる 都市伝説か?
ヨドカワバンドのロゴがフラミンゴの形であってほしい
げんとう:権藤、このフェスにもSサイズで来るのかな
柴山:曲はめちゃくちゃいいんだろうな。ライブでは変な楽器とか盛り込みまくってほしい
ヨドカワタイムテーブルどこでも合いそうだけど、後方で盛り上げてほしいですね
柴山:フラパパは夜
ヨドカワ略称ができてる


9.アマツミツキ
(マネージャー:日笠京太郎さん)

ジャンル:オルタナティブ・ロック
活動期間:2016年~
ボカロP「きたきつねP」として活動していた小糸撫子と、芸術大学卒の中野優樹を中心として結成された4人組ロックバンド。
小糸、中野という二人の作曲者による幅の広い音楽性が特徴。
小糸が作曲した曲は、彼女が影響を受けた1990年代後半から2000年代前半のオルタナティブロックを思わせるコードストロークとリフを軸としたアレンジになることが多い。
一方、中野が作曲した曲は、ロックを軸に多様なジャンルを取り入れた難解で癖のあるアレンジになることが多い。
作詞は小糸が全曲担当。言葉遊びを交えたシュールでナンセンスな歌詞が特徴的だが、時折文学的でメッセージ性のあるフレーズを織り交ぜることもある。

メンバー
・小糸撫子
1994年3月8日生まれ。東京都出身。
ギター/ボーカル。アートワーク担当。
高校時代からボカロP「きたきつねP」として活動。界隈では一定の知名度を有していた。
全曲の作詞、一部作曲を担当。好きなアーティストは、NUMBER GIRLスーパーカーbloodthirsty butchersストレイテナーASIAN KUNG-FU GENERATION、LUNK HEAD、Base ball bear相対性理論チャットモンチーなど。
動植物への関心が高く、特に狐が好き。
ライブでは彼女がMCを行うのが基本で、おっとりとした口調で話す。
・中野優樹
1993年8月24日生まれ。兵庫県出身。
キーボード/ギター担当。
実家がピアノ教室で、幼い頃から音楽のある環境に育ち、芸術大学を卒業した。
大学卒業後、大学時代に特に好んで聴いていたバンド音楽に可能性を感じ、バンド活動を開始させようとした折、動画サイトで小糸の歌唱動画を発見し、勧誘した。
多くの楽曲で作曲を担当。影響を受けたアーティストは、Zazen boysパスピエthe band apartdownyくるり相対性理論東京事変など。
変人で、エピソードに事欠かない。
・小安弘寿
1994年4月19日生まれ。岐阜県出身。ベース担当。
小糸の大学時代の後輩。小糸に真面目だから断られないと思われたため前身となる「シャンメリーズ」のメンバーに誘われた。
・加藤春斗
1997年6月20日生まれ。埼玉県出身。ドラム担当。
旧メンバーの紹介で加入した。当時は都内の大学に通う学生だった。歯に衣着せぬ物言いをする人物。

来歴
2016年:中野が小糸を誘い、前身となるバンド「シャンメリーズ」を結成。小安の就職活動が終わるのを待って活動開始。
しかし、相次ぐメンバーの脱退でまともにライブやレコーディングができず、一時活動休止。
2018年:2017年に脱退したメンバーの紹介で加藤が加入。活動を本格化。バンド名を「アマツミツキ」に変更。それに伴い、小糸が仕事をやめる。小安は仕事を続けながら活動を継続。
5曲入りEP「アマツミツキ」を制作し、積極的にライブ活動を行う。会場でのEPの販売も開始した。
2019年:前年から引き続き、精力的にライブ活動を行い、年末には初のワンマンライブも実施。5曲入りEP「きつねにつままれろ」をリリース。
2020年:全国流通フルアルバム「ばかしちらかし」をリリース。
初の全国ツアー「ばかしちらしずし」が予定されていたが、新型肺炎の影響で公演の中止を余儀なくされる。オンラインライブ「きつねきつつき」を実施。
2021年:「きつねのマスいり」をリリースし、メジャーデビュー。感染症対策を実施のうえ、全国ツアー「マスの酒がうめえ」を開催。

主な楽曲
・コンとして混沌
作詞作曲:小糸撫子
「アマツミツキ」収録。
「きたきつねP」時代に制作された楽曲。当時の代表曲で、ほぼそのままのアレンジで収録されている。
・きつねにつままれろ
作詞:小糸撫子 作曲:中野優樹
「きつねにつままれろ」表題曲。
転調や変調子を多用した難解な楽曲。中野曰く「違いを見せつけるために作った」。
・きつねとたぬきの
作詞作曲:小糸撫子
「ばかしちらかし」収録。
コロナ禍で生じた思想に対立への態度を示したという楽曲で、小糸には珍しい皮肉的な内容の歌詞になっている。
・きつねのマスいり
作詞:小糸撫子 作曲:中野優樹
「きつねのマスいり」表題曲。
ゴスペルを思わせる重厚感のあるコーラスが特徴的な楽曲。メジャーデビューすることへの態度を示した歌詞になっている。

柴山:これめちゃくちゃ力作なんです。もとはもっと濃密な内容で、記事用に要約バージョンを送ってもらってしまいました…… ほかの方のも含め、フルバージョンを載せる補足記事も書こうと思ってます
げんとう:ルーツが邦ロックのボカロ出身バンドがいるの、今って感じでいいですね
柴山:ボカロP、絵も描けがち
柴山:これそのままニコニコ大百科に載ってそうだな
げんとう:「ボカロ時代のほうが良かった」っていう厄介オタクがいる
ヨドカワ小糸さんの設定かわいいけど、やばい男性ファンがつきそう。厄介オタクや古参面オタクに負けず頑張ってほしい


10.BUNS AND PASTRIES
(マネージャー:月の人さん)

通称バンぺス。2009年、高校の同級生で文化祭に出るために結成。初期はBase Ball Bearチャットモンチー、シュノーケル、フジファブリックGOING UNDER GROUNDメレンゲ等のコピーバンドとして活動していたが、高校が副業禁止だったためライブハウスへの出番は叶わず、仕方なしに暇つぶしとして2009年暮れ頃からオリジナル楽曲の制作を開始。ギターロックよりのポップな歌モノに加え、当時台頭してきたandymorithe telephonesThe MirrazOGRE YOU ASSHOLEサカナクションの特徴的要素を出鱈目に取り込み、雑多な楽曲が多く誕生。
2010年、ラジオ局主催の10代限定バンドコンテストにて審査員特別賞を受賞。その後もYouTubeに自主制作のMVをアップし、徐々に人気を博し始める。2011年秋までに7曲のMVを公開、2012年高校卒業を機に上京し、4月にMVが人気となった楽曲を収めた4曲入りEP『our youth』でメジャーデビュー。
曲によって男女ボーカルを使い分けるスタイル、メンバー全員が作曲に携わることで生まれる雑多な音楽性と流行に逆張りしまくるスタンスで人気を獲得。2022年4月にメジャーデビュー10周年を迎え、2度目の全国アリーナツアーを開催予定。

メンバー
大賀佐助(Vo/Gt):メインソングライター。売れ線消費を恐れて活動初期はMVでも一人だけ映ろうとしなかった。運営方針やニュースの出し方にも積極的に介入するタイプ。
羽田倫理子(Vo/Gt):メインソングライター。ステージ上では一切笑顔を見せないが、ラジオに出たら1番喋る。メンバーで唯一DTMを覚えず、今なお弾き語りのデモのみを作る。
青木慎吾(Ba/Vo):寡黙でバンマス的な立ち位置を担っている。レコーディングにおいても最も音録りとミックスにこだわる職人気質。一方、作る曲はだいたいラウドで歪んでいる。
徳永真尋(Dr/Vo):ずっと笑いながらドラムを叩き続ける憑依型。基本的にはずっと朗らかだが、バンドのグッズやジャケットデザインなどビジュアル方面を担っている。
小林勇樹(Key/Vo):ライブでの盛り上げ役を担っているが、必要であればどオーケストラアレンジまで施せるほど勉強する研究家気質。突飛な編曲のアイデアを出すのは大概は彼。

1st ALBUM (2012.11)『わたしたちの未来』
インディーズ時代に制作した楽曲と上京前から作り溜めていたデモを基に制作した楽曲を合わせた14曲入り。本来は夏にリリース予定だったがライブ経験ゼロなのにあらゆるフェスに放り込まれたことによる心折れによって、ディレクターが途方に暮れるほどの編曲スランプで発売が延期。プロデューサーをつける方針も打診されたが、意地を通して全曲セルフプロデュースで突破。制汗剤のCMソングに起用された1stシングル「ペパーミントキャンディ」、ライブでも根強いキラーナンバーとなる「潮で騒ぐ」など荒削りな初期衝動を感じる楽曲が多く、やはりセオリー通りに最も人気の高いアルバムであり続けている。


2nd ALBUM (2013.12)『トーキョーサラウンド』
初の4都市(東名阪福)ワンマンツアー、スペシャ列伝ツアーの参加を経てライブの数を積みながら制作された12曲入り。上京後に作られた楽曲で構成され、東京の暮らしで芽生えた心象を記録した。前作の制作停滞を解消すべく本作からメンバー全員が作曲を行うようになり、リズム隊が作曲を担ったジャジーな「夜の匂い」、小林が全編打ち込みで作った「shoot the sky」などは更に多彩な楽曲が揃った。この頃、流行の兆しがあった四つ打ちやキャッチーなリフは一切排し、逆張りスタイルを完遂。。携帯電話のCMソングに器用された2ndシングル「グッドテイスト」が話題となり、アルバムもスマッシュヒットとなった。


3rd ALBUM(2015.3)『PRO/LIFE/RATE』
2014年5月の結成5周年を記念した初のホール公演や、秋のZeppツアーを経て更にスケールの大きなフィールドを見据え始め、リスナーと音楽性の“増殖”という意味でアルバム題は「proliferate」と名付けられた。一方、流行音楽として消費されたくないというトガリが反映された結果、本作はそれぞれ5曲ずつを収録した「PRO」「LIFE」「RATE」のEP3枚組というトリッキーな作品形態となった。「PRO」には初めて外部プロデューサーを迎え、「LIFE」では歌にフォーカスした楽曲を、「RATE」には実験性に富む楽曲を収めた。ヘヴィなバラード「僕らだった」をリード曲に選び、この年の夏フェスの陽気なムードを沈めた。


4th ALBUM(2016.9)『ruins』
2015年の全国30都市というロングツアーを完遂後、後輩バンドを招いての対バンツアー、行ったことのない地域を回るツアーの合間で制作された13曲入り。世がシティポップブームの中、逆張りしてファンク/R&Bのリズムを完全封印。〈ゼロ年代ギターロックの復権〉をコンセプトに掲げ、速い四つ打ちやキャッチーなギターリフと真摯に向き合いアッパーで激しい楽曲を多く揃えた。またキーボードの小林がギターも演奏するようになり、パフォーマンスの幅も大きく広げた。リード曲「ruins」は、かつてのブームは遺跡に見えるかもしれないが今ここで輝かせることもできるという強い意志を込め、ライブ終盤の定番曲に。


5th ALBUM(2018.9)『POP today』
半年間をかけた全都道府県ツアー、2017年11月のメジャーデビュー10周年を記念した初の武道館公演など着実に活動が身を結び、多数の企業案件を抱えた2017-2018年。全5曲のタイアップシングルを含む16曲入りの本作は初めてストリングスやホーンセクションを取り入れた豪華絢爛かつ過去最高のポップスとしての強度を狙った1作。ジャケットは鏡合わせのように世間と自分達の音楽を反射しあいながら制作してきた過程をイメージし、タイトルは日常を彩るという「POP to DAY」の意味も込められた。アルバムに向けて大量にメンバーが持ち寄った楽曲を同時進行でそれぞれがアレンジするなど、分業制を確立。


6th ALBUM(2021.3)『イズヒア』
2019年5月に結成10周年のベストアルバムと初の主催フェス、そして秋からのアリーナツアーを成功させた直後にコロナ禍に突入し、ライブ活動が休止。2020年は全5作のアルバムを再構築/再現するオンラインライブを5か月連続で行いつつ、リモート制作にて多くの楽曲を制作。2019年にリリースされたシングルたちと組み合わせ、バンドの現在地をありありと示す10曲入りのアルバムとなった。情報量の多いトレンドの音楽に逆張りし、極力削ぎ落としたアレンジを希求。シンセとギターサウンドが煌びやかに絡む「ソーダフロートバケーション」、淡々としたテンポのミドルチューン「Beautiful Drifter」などを収録。

げんとう:実在している??????
柴山:これを考えられた月の人さんは本当に音楽ライターとしてメディアに書かれている方なので、”マジ”です
ヨドカワ夏フェスを暗い曲でお通夜にするバンドはいい
柴山:日本のギターロックに対する強い愛憎を感じる
げんとう:常に時代に逆張りしてるバンドだから、逆説的にゼロ年代からの日本のロック史が反映されてるんですね。すごい
柴山:2ステージなので、それぞれのラストがブルペンとバンペスって感じがします


11.カタイナカ
(マネージャー:ヨドカワさん)

北東北出身の姉妹2人組バンド・カタイナカ。
二年前に活動拠点を宮城県仙台市に移し、SNSでの口コミを中心に注目を集める。
女性二人のツインボーカルで、ここ数作のシングル・EPでは90年代J-POPをルーツとしたメロディにシューゲイザー寄りのサウンドが特徴的。
ボーカルの耳に残るハスキーな声質が武器で、楽曲と合わせて評価されている。
中学時代に結成して7年目となる本年に、サポートメンバーの火野(Dr)を正式メンバーに迎え、初の全国流通盤フルアルバム『反透明』をリリースする。

■メンバープロフィール
・柄西ちい(エニシチイ/Vo & Gt)
 姉妹の長女。※写真左
 作詞・作曲のすべてを手掛ける。
 中学時代にとあるアーティストのTVパフォーマンスを観て強く感化され、バンド結成を決意した。
 ファンもよく話題に挙げるレベルの職人気質な性格。
 興味を持った音楽ジャンルにのめり込みがちで、制作時期によって作曲の方向性が異なっている。
 メンバー・ファンもその性格に振り回されるものの、楽曲と音楽活動への真摯な姿勢に信頼が厚く、大体許されてきた。
 「分かる人には分かるバンド」を自称して売り込みが上手くいかず肩透かしをくらいがちだが、基本周りに理解されなくても良いと考えている。
 見かけはクールだがメンバーを大事にしており、バンドのグループLINEの返信は毎回早い。(←よくMCでネタにされる)
 
・柄西穂(エニシホノミ/B & Vo)
 姉妹の次女。※写真右
 大学に在学中。美学専攻。
 結成まで楽器経験は無く、姉の結成要望を受け楽器を始めた。
 姉の音楽への向き合い方は理解し難いが、生み出される楽曲は人一倍理解したい気持ちがある。
 広報活動を担当し、バンドと楽曲が日の目を浴びることを願って宣伝ツイートをしている。 
 
・火野和睦(ヒノカズチカ/Dr)
 柄西姉妹と同じ出身高校。
 幼少期から郷土芸能の団体に所属しており、太鼓や鉦の経験がある。
 高校在学時に柄西姉にそそのかされてドラムに興味を持ち、自主的に練習をしていた。
 カタイナカ以外にもサポートメンバーとしてライブに呼ばれることが多く、バンド無所属だが場数を踏んだ。
 姉妹喧嘩の仲裁役に度々なる。温厚・心配性で、バンドの将来を案じている。
 郷土芸能の活動もあり正式メンバーへの加入を迷っていたが、副業のゲーム実況が軌道に乗ったため加入を決意した。

■おまけ
・結成から芽が出るまでの期間が長かったので今回のフェス出演決定は大きなチャンスだと考えている。
・使ってない自撮り棒でなんとか撮った写真をアー写にした(PR下手)

ヨドカワ姉は「わかる人だけわかればいい」で満足してるんですけど、妹は現状を打破して広く聴かれたいと思っています
柴山:姉妹 関係性
ヨドカワそれもあってこのフェスに参加した感じ。妹は「姉の作品を理解したい」という気持ちで美学を学んでます
柴山:妹、めちゃくちゃお姉ちゃんのこと好きだな……
げんとう:その筋からはすでに高評価されてそう
ヨドカワ出身は青森あたりを想定していて、火野の伝統音楽はねぶたとかでやるイメージ
ヨドカワ(姉妹で盛り上がる人々を見て)めっちゃ二次創作されててうれしいです
げんとう:新進気鋭なので出演早めですかね

12.Markov Monte Calro
(マネージャー:げんとうさん)

大塚景俊(Vo/Gt)、長尾弦(Ba)、金城宗一郎(Dr)、久場信道(Key/Syn)、三浦リューク(Sax)からなる5人組ファンクロックバンド。略称はマルコフ、MMCなど。
2012年に大学の音楽サークルで結成され、2014年に現在の編成に。2016年5月に1stフルアルバム「Dear Monaco」、2017年7月にミニアルバム「深淵と真円」を発表し
個性的な音源やミュージックビデオがSNSの一部で大きな注目を集める。2018年4月、井之頭邦光原作のアニメ「Skipjack」のために書き下ろされた楽曲「ボニート」がヒット。
同年は各地のライブイベントやフェスに多数出演したのち、2018年1月に2ndフルアルバム「Caratheodory」でメジャーデビューを果たした。
3月より行われた全国ツアー「karate odori」ではホーンセクションチーム「ライノ」をゲストに迎えてビッグ・バンド編成が話題となった。
2020年2月に幅広いゲストを迎えて制作されたコンセプトアルバム「Good Contamination」をリリース。
2021年11月には約3年ぶりとなる全国ツアー「Re:prove」を開催。2022年4月、4thフルアルバム「収束」をリリースした。

メンバー
●大塚 景俊 (Gt/Vo)  
1993年5月7日生まれ。福岡県出身。
パートはギター/ボーカル。ほぼ全ての楽曲の作詞、一部作曲を担当。
大学入学後の新入生歓迎ライブを見てサークルに加入し、そこで知り合った長尾と意気投合。そのままバンドを結成する。
大の数学好きを公言しており大学でも統計数学を専攻していた。数学への愛はバンド名や作品群にも表れている。
バンド名の由来は、ASIAN KUNG-FU GENERATIONTHEE MICHELLE GUN ELEPHANTなどの英単語3つからなるバンドが好きだったことから
「3単語で語感が良くカッコいい数学用語を使おう」と思い立ち、考えた末にマルコフ連鎖モンテカルロ法(確率分布のサンプリングを行う種々のアルゴリズム
から「Markov Monte Calro」に決定した。
個性的な歌声が特徴で音楽評論家からは「エネルギッシュで人を引き付ける歌声の持ち主」と高く評価されている。
主な趣味は競馬観戦。ギャンブルとしてではなく、自分で導き出した予想が的中するかどうかを楽しむスタイルらしい。
影響を受けた音楽はASIAN KUNG-FU GENERATIONTHEE MICHELLE GUN ELEPHANTハヌマーンRed Hot Chili Peppersなど。

●長尾 弦 (Ba) 
1992年7月14日生まれ。福岡県出身。
パートはベース。一部楽曲の作曲とバンドリーダーを担当。
メンバー最年長のまとめ役でバンドの精神的支柱。
音楽サークルで出会った大塚と意気投合し、バンドを結成。その後同じタイミングでサークルに加入していた金城をバンドに誘った。
ベースは高校二年から始めている。本人曰く、きっかけは「名前に『長』と『弦』が入っていたからなんとなく(?)」とのこと。
大学卒業後はバンドを辞めて就職する予定だったが、メンバーから根気強く説得されたことでミュージシャンとして生きていく道を選んだ。
趣味が多い。一例として読書、映画鑑賞、サッカー観戦、ボウリング、ダーツ、アクアリウム、掃除、コーヒー飲み比べなどを挙げている。
影響を受けた音楽はRed Hot Chili PeppersJamiroquai、Vulfpeckなど。
     
●金城 宗一郎 (Dr)
1994年1月30日生まれ。沖縄県出身。
パートはドラム。バンド周りのアートワーク担当。
ドラマーだった父の影響で幼少期からドラムが身近にある環境だったため、自然とドラムを叩くようになっていた。
職人気質であり、気に入ったフレーズやリズムパターンは完璧に叩けるまでとことん練習する。
インディーズ時代から続けているバンドのアートワークはフライヤー制作からグッズのデザイン決め、CDジャケット、
ツアーの一部演出など多岐に渡る。
また自他ともに認めるデイヴ・グロールの大ファンである。
影響を受けた音楽はNirvanaFoo FightersTower of Powerなど。

●久場 信道 (Key/Syn)
1993年8月22日生まれ。沖縄県出身。
パートはキーボード・シンセサイザー。一部楽曲の作曲を担当。
金城とは高校からの友人であり、バンド加入の理由も金城に誘われたから。
全楽曲の約半分は久場が作曲しているほか、他のアーティストへ楽曲提供や編曲をすることも。
大の料理好きで得意料理はサンドイッチ(バイト先だったサブウェイでしこたま作っていたため)。
最近は料理関係の仕事が増え、レシピ本の出版やお料理教室の開催なども行っている。
影響を受けた音楽は東京事変サカナクション、Snarky Puppyなど。

●三浦リューク (Sax)
1994年11月13日生まれ。熊本県出身。
パートはアルトサックス。バンド周りの広報担当。
本名は三浦龍。リュークの由来は、周りから「りゅうくん」と呼ばれていたことから。
学年はメンバーの一つ下で大塚らの音楽サークルとは別のサークルに所属していたが、
バイト先で久場と同じだったことがきっかけで知り合いサポートメンバーとしてバンドに参加、2016年12月に正式加入。
素直で明るいムードメーカーであり交友関係が広く、TwitterInstagramにて他のミュージシャンとの交流を発信することが多い。
影響を受けた音楽はSonny RollinsCharlie Parker東京スカパラダイスオーケストラなど。

柴山:大塚さん、競馬の予想をnoteで売ってくれ。
げんとう:大塚の予想はまぁまぁ当たる
ヨドカワデイヴ・クロール(元ニルヴァーナのドラマー、現フーファイターズのフロントマン)に影響を受けたドラマー、ありますね
げんとう:ドラムスティックがデイヴのシグネチャーモデルです
柴山:理系インテリ的雰囲気はあるけど、ファンクロックだしライブはめっちゃノれそ~
げんとう:MCは掛け合い的な喋りで割とにぎやか
ヨドカワメンバーの雰囲気も距離感もよさそう。大人っぽく楽しめて夕方っぽい感じ
柴山:料理の仕事をしてレシピ本も出すバンドマン、いったい何地知潔なんだ……



 以上だ!!!!!!!!!!!

 幻が濃厚すぎて二万字超えてしまったぜ。ロッキンオンのインタビューか?
 なんか勝手に本当に主催する気持ちになってしまい、タイムテーブルの話にも及んだので……作りました

 フェスっぽくなってきたね。
 なってきたというか、これはもうフェスだね。
 行くしかないね。

 行きました。カゲロウロックフェスに。

 最寄り駅の鹿毛楼スポーツ公園入口駅前。

 ↑めちゃめちゃタオル逆

 タオルです


 
 ま、実在しないんですけどね!!!!!!!!!!


 うわあああああああああああああああああああああああああ



 きたけど!!!!!!
 めちゃくちゃ雨!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

 日本を代表するロックバンドがMCで「みんな風邪ひかないようにね……汗とか拭いてね……」っていうくらい、雨!!!!!!!!!!!!!!!!
 恵みの雨だああああああああああああああああああああああああ
 


 ~完~


企画:柴山
企画協力:げんとうさん、ヨドカワさん
架空のバンドアイデア提供:群風さん、飛行機さん、サクさん、マサカさん、よきかな。さん、前川ぺそさん、日笠京太郎さん、月の人さん、げんとうさん、ヨドカワさん
写真提供:わっきーさん
撮影:家族
その他、ご協力いただいたバンド好きの方々
皆さまご協力ありがとうございました。感感感謝/RADWIMPS

ASIAN KUNG-FU GENERATION「プラネットフォークス」/ 「Gimme Hope」その続きは君が書け

アジカンを愛聴している割に、三月末に出たアルバム「プラネットフォークス」のことは書けなかった。「解放区」などの思い入れ深い曲も多いし、何よりアルバム発売までの経緯や、アルバムに込められた生々しい感情に対して、相対する言葉を持たなかったからだ。
今になって、このアルバムを評するとある文章を目にした。ゴッチは真面目すぎる、考えすぎる、という内容のものだった(個人を批判する意図はないし、相手のかたに迷惑だと思うので詮索はしないでね!!!)。率直に言って、それにめちゃくちゃムカついた。そして、語る気になった。

後藤正文に、アジカンに重いものを背負わせてきたのは、我々であり、あなたであり、私である。



アルバムを一聴し、歌詞カードを開くまでもなく、「Gimme Hope」の言葉に打ちのめされたのをよく覚えている。愚直に正直に社会と対峙する、アジカンというバンドに射す光と影。表現者の直面する業という意味では、大ヒットを記録した「ソルファ」の次のアルバム「ファンクラブ」、とりわけその一曲目の「暗号のワルツ」を彷彿とさせるけれど、「多くの人の衆目に晒されるが故の表現者の苦悩」という括りでは似ていても、その結論は大きく異なっている。
世に放たれ誰かに向けて発信された、音楽と歌詞というコミュニケーションの手法でありながら、「君に伝うかな 君に伝うわけはないよな」という絶望で終わる「暗号のワルツ」。
神輿に担いで梯子を外す、そんな世界からの”扱われ”への怒りと諦観に満ちた言葉の先に「抜け殻になった僕たちの首に下がった値札も 奪い取ってよ 何もかも あの歌も君が唄ってよ/この続きを唄い繋いでよ」と締める「Gimme Hope」。
これって逆だ。現在はバンド史として客観的に語られるように、世間からの毀誉褒貶に苦しみ、体調を悪くしてまでステージに立っていた頃の彼らの、希望を模索しながらも「どれだけ伝えようと努力しても伝わらない」という諦観と皮肉のこもった「暗号のワルツ」。聴いている側が怯えそうになるほど鋭く、それでいて美しく、「そんだけ言うなら勝手にしろや」という逆ギレを言葉にしながらも、自棄とも祈りともとれる”君が唄え”の両義性が強く残る「Gimme Hope」。
希望→絶望と、絶望→絶望or希望。

震災後のアルバム「ランドマーク」収録の「それでは、また明日」の一節、「何事もない日々を取り戻せそうか」は、読み方によって意味が180度転回する、とゴッチが日記で言及していた。つまりは、「震災とそれに付随する社会混乱や断絶を乗り越え、また平穏な日々を迎えられるか」or「震災を機に浮き彫りにされた諸問題をうやむやに、何事も”なかった”ことにして仮初の平穏を得るか」ということだと思う。
絶望or希望。
「それでは、また明日」はタイトルの通り祈りの曲だが、ストレートな希望のみで終わらせないところがアジカンだ。現状、十年以上が経っても爪痕は残り、社会はまだ揺れ動いている。希望と絶望の両義的な側面を歌詞に残しているのは鋭い。
たぶん、「Gimme Hope」の”君が唄え”もそうなんじゃないだろうか。ギャーギャー言うならお前がやれやの意味でもあり、いろいろあるけど自分のこととして未来を作っていこうよという励ましでもあり、と私は解釈している。なんならもっと多義的な意味を持つ言葉だと思う。だからこそ、この曲が単なる自棄のように受け止められるのなら、なんか違うな……と思っている。実際どういう意図なのかは作詞者以外誰も知らんけど。

「ファンクラブ」という重苦しいアルバムは、「タイトロープ」の「見失った此処が始まりだよね」という、”喪失・絶望は本質的に獲得・希望と同義”という、アジカンの初期から現在まで一貫したテーマにたどり着くところで終わる。このテーマをわかりやすく書いたのが「ホームタウン」の「ボーイズ&ガールズ」であり、またGotchソロ1stでも延長線の言葉が語られていたりする。
「それでは、また明日」や「Gimme Hope」もまた、この両義性に似たギミックを仕込まれた歌詞である。”君が唄え”が自棄でも祈りでも、もはや同じなのかもしれない。

話題は戻る。
アジカンは真面目なバンドだ、それはわかる。誠実すぎる、肩の力を抜いたほうがいい音楽ができる、そうかもしれない。
だが、彼らが真面目なのは”君が唄わない”からに他ならない。例のフジロックにまつわる論争だってそうだ。真面目に言及する人間を矢面に立たせ、本質から目を逸らし、社会問題をエンタメとして消費するだけ消費して終わったら忘れる、そんな最悪さの一端を”君が唄わない”ことそのものが担っている。(ところでなんで主催でもなんでもない人が矢面に立たされてたんですかね…
この音楽を受け取った以上、他人事なんて言えやしない。
だからこそ私は打ちのめされた。どこかで自分のことだと思っていなかった心の間隙にその言葉を撃ち込まれて、現実に引き戻された。
前述の言及にムカついたのは、多分、ここまで我がこととして受け止めるスタンスを強く押し出している作品に対して、それを理解しているはずなのにあまりにも第三者的な言葉だったからなんだと思う。作品をどう受け止めるかは個人の勝手ではあるけれど、アジカンに、「プラネットフォークス」に対して「気負いすぎ」と言えるとして、それは彼らの重荷をともに背負う覚悟をもっての言葉であるべきだからだ。

”君が唄え”。
アジカンと関連しない物事でも、自分がどうあるべきか、自分が何を選ぶか、そういうことを考えているさなかだったので、そのテーマが刺さったし、内省するところも多かったのかもしれない。もちろん、刺さらない人もいるだろうし、それに対して説教したい気持ちもない。
ただ、これだけはずっと思っている。

後藤正文に、アジカンに重いものを背負わせてきたのは、我々であり、あなたであり、私である。

アジカンを聴き、熱狂し、ある意味で消費し、外野で騒ぐだけ騒いで勝手に去る。私とて、いくら言葉を弄しても、結局はそんな大衆の一人である。たぶん、そこに「Gimme Hope」が響いたんだろう。
無責任ではありたくない。だから私も続きを書きます。

あとこのアルバムってBe Alrightで終わってるんだけどこれが希望でなくてなんなんだ……って思います。近年のアジカンの「音楽と自由」の模索の結実が「解放区」だとすれば、時代性をもってそれとアルバムを結びつけるのがこれじゃないですか!?!?!?!?!?!?!?!??!?!?!?!?!?!?!?!?!?!?!?!?!?!?!?!??!?!?!?!!??!早くライブ会場でビオラーイしたすぎる!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!うわーーーーーーーー!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

今長い文章書いてるので、それ終わったらアルバム評もっとちゃんと書きます(完)

キーン・キョー

アジカンカフェ、結局四回行きました!!!!!!!
四回!?!??!?!?!?!?!
何のために?!?!?!?!?!?!?!


WIRED TOKYOは普通にご飯が美味しいし、渋谷駅周辺が混んでるときの穴場なことに気づきました。

プラネットフォークス、めっちゃいいんだけどすごく飲み込むのに時間がかかるところがあったので、のちのち感想を書きたいです。
今の情勢とか音楽の立場とか、それこそ昨年のフジロのあれこれでめっちゃキレてた時期のことを思い出してしまい、感情がめちゃくちゃになってしまう。強すぎる。アジカンって。心が。
今日もまたGimme Hopeの歌詞で心がしっちゃかめっちゃかだ でもちゃんと最後がこうなるアルバムであるところが、ファンクラブの絶望の中のひとさじの希望の切なさとは違う心強さがありますね。


取り急ぎの短歌です 取り急ぎの短歌!?


プラフォを聴いて「めちゃくちゃ世界が許せないからちゃんと文章書こう」ってもう一度思いました。ツアーも楽しみ。

さいきんはウマ娘と競馬ばかりですが(馬券は数百円しか買ってないのでめっちゃライトな楽しみ方ですが……)、いくつか文章を書いてまた応募とかしようと画策してます。
そのうち一個はここでも出せるかなと思います。
準備が楽しい! がんばるぞ

このブログだけ見てると永遠に得体の知れない存在なので自己紹介を置きました。
置いても何もわからない気がします。
これは真面目な話ですが、めちゃくちゃ世界が許せないからちゃんと文章書こうという気持ちがめちゃくちゃあるので、書いてくださいというお願いをちゃんと受け付けることにしました。
敬愛する作家・伊藤計劃が、かつてブログで「おれはこの世が少しでもおれにとって楽しい場所になってほしくて書いている」って書いてたのをすごい思い出しています。比べるにもすごすぎる相手だし、私とは立場も考えも全然違うとは思いますが……。
好きなものを好きと言ってるだけでこんだけ疲弊するような世界、クソつまんないので。
楽しくしたい人がいたらぜひ声かけてください。
具体的な話としては、文芸系同人誌への寄稿とかブログ寄稿はもちろん、いろいろ積極的に文章を表に出す機会を作りたいです(昨年参加させていただいたベストトラック企画がすごい良かったので、ああいうのやりたいね~)。
それとは別に、商業的なものもすぐ断らないでちゃんと話聞こう……と思ってます。いまでもお金になる文章かは自分ではわかってないですが、このブログなりそこからのリンクなり読んだらどんなもんかは判断できるかと思いますので、こいつに書かせてもいいなって思ったらぜひ。よろしくお願いします。

アジカン聖地巡礼同人誌作りて~~~(非公式)

天皇賞春はディープボンド